表計算ソフトは「スプレッドシート」とも呼ばれ、縦横に広がったデータを集計するのが本来の目的です。
しかしながら、基本的な表計算機能の他にも、グラフを描いたり、簡易データベースとして用いたりと、多彩な使い方もできます。
Excelでは、「セル」と呼ばれる行と列で区切られたマス目にデータを入力していきます。
全てのデータはセル単位で入力していき、一つ一つのセルはアルファベット(列番号)と数字(行番号)からなるアドレスで指定します。
セルが縦横に敷き詰められて1枚の「ワークシート」が形成されます。
1枚のワークシートには、1,048,576行×16,384列のセルがあります。
初期状態では、ワークシートの左上の部分が画面に表示されています。
複数のワークシートをひとまとまりにして「ブック」が形成されます。
Excelでデータを保存する場合、この「ブック」が1つのファイルとして保存されます。
作業中のファイル名が表示されます。
よく使う機能を素早く利用できる為のボタンです。
標準の設定の場合、左から順に[上書き保存][元に戻す][やり直し/繰り返し]が表示されています。
一番右側の▼を押すと、登録ボタンを増やすことができ、よく使うボタンをここに配置しておくと、ワンタッチで実行できます。
クリックすると[リボン]が切り替わります。
作業に必要なコマンドが操作の種類ごとにまとめられており、[タブ]をクリックすると、表示されるコマンド群を切り替えることができます。
現在操作の対象になっているセル。
太枠で囲まれて表示されます。
アクティブセルの名前や番地を表示されます。
アクティブセルに入力されているデータの内容が表示されます。
ワークシートの各列はアルファベットで表されます。
A~XFDの16,384列がアルファベットで表示され、行と同様に列の横幅の大きさを変えることが可能です。
ワークシートの各行は番号(数字)で表されます。
1~1,048,576の数字で表示され、行を区切る線にカーソルを合わせて行の高さを変更することが可能です。
使用しているワークシート名が表示されます。
クリックしてワークシートを切り替えることができる他、右の+ボタンをクリックすることでワークシートを追加することも可能です。
[標準][ページレイアウト][改ページプレビュー]の各表示画面の切り替えを行うボタンを指す。
スライダーをドラッグすることで表示倍率を10~400%に変更し、拡大縮小ができます。
[+][-]をクリックすると10%ずつ拡大、縮小することが可能です。